誰もいない家というのは傷みが進むのが早い
お墓へ行くまでの間に 風通しをする
おそらく 家の中はネズミの運動会になっているのでは?
でも食べるものはなあんにもないんだから……
取りあえず弟たちも来たのでお墓へ
両親の好きな物ばかり持って行きました
ふたりとも4か月の間にあっけなくにこやかに
そして誰にも看取られず亡くなりました
父は 明日又来るからと言って笑顔でバイバイ
したのに…
母も前日は 足をさすってあげていると
スースーと気持ちよく寝息をたてて…
そっと病院を出て翌日の朝には亡くなっていた
何があったのか???さっぱりです
病院に聞いても的を得ていない
人間てドラマのように家族みんなに看取られて
ありがとう と言ってさよならできる人は少ない
んだと思った どちらも苦しんだ顔を見ていないので
よかったかなって思う ある本に人は亡くなる前は
顎で息をするんだそうだと書いてあった
まっ こうして両親の事を話題にして思い出すのが
供養だと私は思っているのでいつも話をする
お墓への道 可愛い若い栗が落ちていました