ゴミ出しの帰り近所の奥さんと三人でおしゃべり
ゆっくりとしてる場合じゃないんだけど話を聞いていると引き込まれた その方はわたしより5才は上だと思う この頃 死と言うものが怖くなくなった という話だった 30~40代はそんな事も考える余裕がなかったよなぁ と私 でもこの頃は死は確実に来る 自分の老いを感じている でもこの世にまだ未練タラタラ
実母が生前 死ぬのは怖くなくなった あまりに年を取って人間の嫌な所を見たり聞きたく無い事が聞こえてくると言っていたのを思い出す そこで彼女が五木寛之さんの 大河の一滴 を薦めてくれたという訳です 図書館に足を運んでみようかな という話 朝からちょっと勉強になった井戸端会議でした
大河の一滴 だつたかどうか記憶はさだかではありませんが
五木さんの本の中に
「生きる意義は考えなくてもよい。生き抜くこと そのものが
大事業で、誇っていいこと、、、、」がありました。
五木さんは作家活動を約5年間中断して、仏教の研究に専念した人です。そもそも、仏教は生 老 病 死 の苦しみや 恐怖から
解き放つことを教えたことが出発点です。
五木さんは「仏教」を解りやすく説いた本を沢山書いています。大河の一滴もその中の1冊です。何かの
ヒントが得られるかもしれませんね。
五木さんと話す機会があって
「何の本だつたか記憶が、、、、、、」と話したら
「私も、どの本に 何を書いたか憶えていません、、、」
お互い 大笑いしたことがあります。
庶民的な人でした。