両親がどちらも原爆手帳を持っていました
どちらも今は原爆死没者名簿に記されているでしょう(見たことはありません)
父は一度も原爆の事を話しませんでしたが母からは呉の軍需工場で
働いていた時突然耳が聞こえなくなった 原爆が落とされた広島の方は
真っ赤になっていたと。日本は負けたんだと皆(女子たちは泣いたそうだ)
アメリカ兵に殺されると思った その時上官が何を考えているのかと聞いたので
口々に家に帰れると答えたとか 全員上官からビンタをもらったそうです
倒れるほどに強い力で。母はいつも言っていた。アメリカは真綿で首を絞めるように
日本を苦しめるだろうと。