大牟田は不思議な町です。スケッチのアパートの様に昭和30年前後に建てた家と、ここ10年以内に建てられたと思える多くの住宅が混在する町です。散歩で出会った80歳の床屋の旦那の話では
平成元年頃までは、炭鉱も健在で、漁師も二枚貝やアサリ良質の海苔が沢山採れていた。飲み屋街も賑わっており、漁師は一晩に30~40万を使う者はザラにおった。今は貝も海苔も採れないし、炭鉱も無くなり、飲み屋街は様変わりした。海が変わったのは、諫早のせき止めの影響ではない。その前から漁は激減していた。開けても、閉めても、変わらんたい。