始発を待つ 駅 人の声が
駅に響いていた
日中では聞けないね
始発が来る 学生たちがワイワイと
乗り込む
うちの孫も乗り込む
元気で乗り込む
今は何人か大きな声で話して
いるのがこだましてます
駅を見ると思い出す
高校を出て就職の為関西へ
何か月かしてどうしても家に
帰りたくなり寝台車に乗って
会社へは夜中の事なので友人に
伝言を頼んで乗り込んだ
いくら乗り込んでも福山駅はまだ
誰もいなくてしーーーん
始発を待つ間 疲れてしまって
駅の構内のベンチで寝て
電車の出発を待ったのをふと
思い出した
母親の顔を見てすぐに列車に
乗って帰る
たった一日いや一日もいなかった
かな でも満足して仕事場へ
帰る 若い頃は疲れを知らない
んですね ピンピンでした
寝台列車の事
